
仕事に行く前はどうしても憂鬱な気分になるの…



週休2日では足りない!休みがもっと欲しい!
あなたはこのように感じたことはありませんか?
そのような方にお勧めしたいのが、「年収90万円で東京ハッピーライフ」(著者:大原扁理)という本です。



なんとも興味深いタイトルですね!
この記事では、「年収90万円で東京ハッピーライフ」の概要と、本を読んだ感想、印象に残ったフレーズをご紹介していきます。
・今の働き方や生活に疑問を感じている方
・これから社会に出ることを不安に感じている学生さん



私はこの本を読む前と読んだ後では、将来に対する気持ちの変化がありました!
本の概要


この本はビジネス書でもなければ物語でもありません。
著者の大原扁理さんの生活スタイルがつづられている本です。
・仕事は週に2日のみ、休みの日は読書と散歩といった生活。
・食事は、玄米とみそ汁と漬物と時々おかず。
・現在隠居をしながら、年収90万円で幸せな日々。
このように、多くの現代人とは少し異なった生活を送る大原さんの生き方と考え方について学ぶことができる本となっています。



この本の魅力を一言で言うと、生き方の視野が広がるということにあると思います!
本を読んでみて


先ほど私は、この本を読んで気持ちに変化があったと述べました。
それは、本の魅力として説明したように、生き方の視野が広がったということです。
子供の頃、多くの方は、高校や大学を卒業したら就職をして、週に5日・1日8時間働くことが当然なのだと思っていませんでしたか?
私自身、社会人になったら仕事をメインとした生活を送らなければならないのだと考えていました。



私は現在大学生ですが、社会人になって毎日何時間も働くことができるのかと不安を抱えています…
しかし、この本を読んだことで、週に2日しか働かなくても幸せな生活をすることはできるのだということを知ることができたのです。



へぇ、そんな人もいるんだなぁ。
でも自分には関係ない話かな
記事をここまで読んで、このように、自分には関係のない話だと思った方もいるでしょう。
確かにこの隠居生活がすべての人に合った生活ではないと思います。



著者の大原さんも読者に対して隠居生活をお勧めしているわけではありません。
ただ、もし仕事が辛くて辞めたいとき、このような生活もあるのだと知っていれば、無理をし過ぎる前に会社を辞めるという選択をしやすいのではないかと思うのです。
知っていて選択しないのと、そもそも知らないために選択できないのとでは、心のゆとりも違ってくるでしょう。
だからこそ、現代を生きる多くの方に読んでいただきたい一冊だと考えています。
印象に残ったフレーズ


ここからは、「年収90万円で東京ハッピーライフ」の中で、特に私の心に残ったフレーズを2つご紹介します。
仕事に求めるのは、出来ないことをしない、というくらいでいい。
この言葉は、自分の求めていた仕事ができていない方や、これから就職をする方にも刺さる言葉なのではないかと思います。
期待を胸に抱きながら入った会社なのに、自分のやりたい仕事ができていない、思っていたのと違う気がすると悩んでいる方も多くいるでしょう。
確かに目標を高く持つのはいいことですが、それによって自分が苦しくなってしまっては本末転倒です。
このフレーズからは、もっと仕事に対して気軽に考えていいんだということが伝わってきます。



就活を控えた私からすると、今まで非常に高かった会社・社会に対するハードルが少し下がったように感じました!
がむしゃらに働こうが、ゆっくり生きようが、その人が好きでそういう生き方をしているなら、ライフスタイルに優劣とか特にないと思うし。
こちらの言葉も、多くの方に知っていただきたい言葉だと感じました。
現代社会では未だ、バリバリ働いていたらすごい、働かないのは怠けているといった空気感があるように思われます。
しかし、どのように生きるのかはその人の考え次第なので、社会の風潮に合わせたり、悩む必要はないということですね。
著者の大原さんは、現在ゆっくり生きているとのことですが、だからと言ってがむしゃらに働くことを決して否定しているのではなく、自分が好きなように生きるのが良いと言っているのがいいですよね。



せっかくの自分の人生、自分の気持ちを大切に暮らしていきたいと改めて感じました。
まとめ


私はこの本を読んで、人生の選択肢が一つ増えた気がして、とても安心しました。
仮に会社でうまく行かなくたって、社会で生きるのが苦しく感じたって、この本で紹介されているような生き方もあるのだと思えたのです。
きっと私のように、この本を読んで人生の視野が広がったり、将来の不安軽減につながったりする方も多くいると思います。
隠居生活をするつもりはないという方にも、「年収90万円で東京ハッピーライフ」は自信をもってお勧めできる一冊です。
ぜひ、一度読んでみてはいかがでしょうか。