少子高齢化、老後の年金問題、不況など、現在の日本に住んでいる中で将来が不安になることも多いのではないでしょうか。
特に20代の方は、これからの人生が長いため、どうすればよいのか悩む人も多いでしょう。
そこでこの記事では、『20代でやっておきたいこと』(川北義則)を読んで、「将来に対して不安を抱える20代の方に伝えたいポイント」を、私自身の視点から三つご紹介します。
・人生に不安を抱えている20代の方
社会に出るようになり、自分はこのままでいいのかと不安に感じる20代の方も多いはず。
この記事を読んで、あなたの気持ちが少しでもプラスになれば嬉しいです。
ポイント①:自分探しをしすぎない

「自分は何がやりたいのだろうか」、「自分とは何だろうか」など、20代は考えてしまう時期なのではないでしょうか。

筆者も、将来自分は何をやりたいのか、「自分らしさ」って何だろうか?など考えることがよくあります。
しかし、20代で見つけた「自分」とは後の自分からしたら大したことではないため、そんな「自分」を苦労してまで探す必要はないのです。
例えば、「自分に適した職業は何だろうか」といくら頭で考えても、実際に経験をしてみなければ、自分に適した仕事はわかりませんよね。
つまり、あれやこれやと考える前に、とりあえず行動をしてみる。
そして、様々なことに取り組むことで、少しずつ自分に向いているものが見えてくるものです。
このことは、仕事だけではなく自分探しでも同様です。
自分探しというものは決して簡単なものではありません。
20代で焦りながら自分探しをするのではなく、一生をかけて自分を見つけていくといった姿勢が重要なのです。



自分が楽しいと思えるものに情熱を注いでいれば、徐々に「自分らしさ」が見えてくるかもしれませんね。
ポイント②:目標を設定する


目標を設定することの重要性については、みなさんも一度は実感したことがあると思います。
では具体的な例として、部活動を考えてみましょう。



次の部活の大会で優勝したいから、これから毎日2時間は練習しよう。



部活の大会がなくなってしまった。
でも先輩たちに言われたから、これから毎日2時間練習をするかぁ。
この場合、上の女性は「次の大会で優勝をしたい」といった明確な目標があるため、モチベーションを保ちやすいです。
その一方で、下の男性の方は、大会もなければ、先輩に言われたから練習をするという状況なので、モチベーションは低いですよね。



この場合、女性の方は練習を続けられそうですが、下の男性の方は厳しそうですよね。
これはもちろん部活動に限らず、毎日の生活においても当てはまります。
そのため、今の生活が上手くいかないと悩んでいる人は、目標を一度立ててみてはいかがでしょうか。
目標を立てることで、 目標を達成するためにするべきことが見えてきて、毎日の生活も変化していくことでしょう。
しかし、適当に目標を立てても効果は薄いので、目標をつくる際のポイントをご紹介します。
・目標を紙に書きだす
・目標に期限を設定する
目標を紙に書きだすことで、「目標を具体化することができる」「目標を常に意識することができる」などのメリットがあります。
また、目標は立てて終わりではありません。
目標は実現させるためのものであるため、『いつ』までに達成させるのかを意識することも重要です。



目標を上手に立てて、いつもの生活をより充実したものにしましょう
ポイント③:よい想像をする


想像することは結果として「望んでいること」になります。
つまり、普段から悪いことを想像すると現実に起こる可能性も高まってしまうということです。
そのため、できるだけ普段からよい想像をするように意識してみましょう。
とは言っても、気分が落ち込んでいるときに「よい想像をしろ」と言われても難しいですよね。
そんな方には、寝る前に布団に入った状態で、好ましいイメージを思い浮かべることをおすすめします。
なぜなら、一日の中で最もリラックスできるのが寝る前だとされているからです。
リラックスした状態で自分の願望について考えると、自然と前向きになることができます。
普段からよい想像をすることを癖づけることで、プラスに考えていきましょう。



寝る前でもなかなかリラックスができないという方は、リラックス用のグッズを使うことがおすすめです。
リラックスするのにおすすめなアイテム
まとめ


ポイント①:自分探しをしすぎない
ポイント②:目標を設定する
ポイント③:よい想像をする
『20代でやっておきたいこと』という本の中では、その他にも「どんどん失敗しよう」「親離れをしよう」など、20代のうちに意識するとよい様々なポイントが書かれています。
将来に対して漠然とした不安を抱えている人は、ぜひ一度読んでみてください。



あなたの中の何かが大きく変わるきっかけになるかもしれません。



