HSPにおすすめな職業とは?各職種のメリットとデメリット【就活済大学生が紹介】

自分に向いている職業って何なんだろう…。

このように考えるHSPさんも多いのではないでしょうか。

周囲の刺激を受けやすいHSPさんは、仕事をする際にどのような職業に就くのかが非常に重要になってきます。

 

そこでこの記事では、大学4年生の筆者が就職活動を通して感じた、

HSPさんにとっての、
職業ごとのメリット・デメリット

をお伝えします。

 

こんな人に読んでほしい

・職業選択に悩むHSPさん

 

この記事はあくまで就活を通じて感じたことをお伝えしています。

実際に働いたわけではないことをご了承ください!

目次

HSP大学生の筆者の経歴

本題に入る前に、筆者である私の情報をお伝えします。

・文系 経営学部

・就職先:IT企業 SIer
・職業:システムエンジニア

 

私は文系として就活を進めていたため、文系大学生の就活を前提にお話ししていきます。

また、社会には様々な職種がありますが、就活中に実際に感じたことをお伝えするため、私が見ていた職種にしぼってご紹介していきます。

omatsu

主観的な部分もありますが、「そういう意見もあるんだ」といった感覚でご覧ください!

 

HSP×営業の相性

文系大学生の約7割がなると言われる営業職。

就活で候補として考える学生も多いでしょう。

ですが、HSPさんに営業は向いているのでしょうか?

 

共感力が活かせる

HSPさんの中には、相手の様子や発言から、相手がどのように感じているのかを察することも多いのではないでしょうか。

 

この特徴は営業にも活かせると思われます。

相手がどんな悩みを抱えているのか。
相手は何を求めているのか。

顧客とのコミュニケーションをする中で、これらのことを適切に理解することができれば、営業としての仕事もうまくいくと思われます。

omatsu

特に解決案を提案する提案営業は、HSPさんの強みを活かせるでしょう!

 

× 押し売りでしんどくなる可能性

先ほど、HSPさんの共感力を営業で活かせるのではないかとお伝えしました。

しかし、営業の仕事において、この共感力はマイナスに作用してしまう可能性もあります。

 

例えば、顧客に対して自社商品を提案したものの、相手に断られたとします。

しかし、仕事なのですぐに引き下がるわけにはいきません。

そうなったとき、普通の人なら粘ることもできるかもしれません。

ですが、相手が嫌がっていると感じてしまった場合、HSPさんはそこからさらにアピールをすることが難しいと思われます。

omatsu

相手が嫌がっているのに、押し売りをするのはしんどい…。

 

× ノルマのプレッシャーが大変

営業では、どれくらい契約を取れるかなど、ノルマが課せられていることがよくあります。

 

いつまでにどれくらいの契約を取らなければならない

常にこのプレッシャーがある状態は、HSPさんにとってかなりきついのではないでしょうか。

焦りがあるとうまくいかないことも多いため、ノルマのある仕事はHSPさんにはあまり向いていないと思われます。

 

HSP×システムエンジニアの相性

今の時代、ますます需要が高まってきているシステムエンジニア。

エンジニアと聞くと理系のイメージですが、いまや文系でエンジニアは珍しくありません。

omatsu

私も文系ですがシステムエンジニアになります!

 

○ 細かい所に目を配れる特徴を活かせる

HSPさんの特徴として、細かい部分に気づくことができるということがあります。

この特徴は仕事によっては重宝されることもありますが、スピード命のような仕事ではかえってうまくいかない場合もあります。

その点において、この特徴はシステムエンジニアとして活かしやすいと思われます。

omatsu

システムエンジニアにおいて細かい部分に気付ける力は大切!

 

○ コツコツ勉強できるのが活かせる

私がシステムエンジニアを選んだ一番の理由は、

「コツコツ努力できる」といった強みを活かせる仕事

だと思ったからです。

omatsu

『コツコツ努力』はHSPさんに当てはまりやすい強みなのではないでしょうか?

 

IT業界は流れが早いため、日ごろからITに関する勉強をしておくことが重要です。

そのため、日々学ぶ努力をできるということは、大きな強みとなるでしょう。

 

○ テレワークが多い

・他人の視線が気になる
・他人のため息が気になり集中できない

このような経験のあるHSPさんも多いのではないでしょうか。

周囲に影響されやすいHSPさんは、仕事するときの環境が非常に重要です。

1人で集中することができるテレワークは相性がよさそうだね!

他の業界と比べてテレワークが普及しているIT業界は、HSPさんにとって働きやすい環境だと思われます。

 

× コミュニケーションが多い

ここまでメリットをご紹介しましたが、デメリットも存在します。

それは、意外とコミュニケーションが求められるということです。

omatsu

就活を始める前まで、パソコンとひたすら向き合う仕事だと思っていましたが、それは誤解でした!

顧客やチーム内でのコミュニケーションなど、想像以上に人と関わる時間が多いようです。

 

IT企業のインターンでは、「意外とコミュニケーションが多い」と様々な企業の方が仰っていました。

そのため、人と関わりたくないからといった理由でシステムエンジニアを選ぶのは危険かもしれません。

 

HSP×コンサルタントの相性

コンサルタントの仕事をざっくり説明すると、

①顧客の課題を把握する
②課題に対して解決方法を提案する

といったものになります。

 

○ 話を聞く能力が活かせる

上で説明したコンサルタントの仕事から分かるように、顧客とのコミュニケーションを通じて、相手がどのような課題を抱えているのかを把握する必要があります。

omatsu

相手のニーズを正確に理解することが求められます!

そのため、人の話をしっかりと聞くことが得意といった強みを活かせる仕事だと思われます。

 

○ 物事を深く考える能力が活かせる

コンサルタントは顧客のニーズを把握した後、それをどのように実現するのかを考える必要があります。

omatsu

顧客のニーズ、予算、実現可能性などを考慮しながら、解決策を導き出していく必要があります!

その際に、HSPさんの思慮深さが役立つのではないかと思われます。

 

× 仕事が忙しい

ここまで聞くと、HSPさんはコンサルに向いていそうだね!

確かに、コンサルタントの業務とHSPの特徴は相性がよさそうです。

しかし、大きなデメリットもあります。

それは、コンサルタントは激務であるということです。

 

転職サービスdodaの調査によると、平均残業時間の多い職種の第1位に「ビジネスコンサルタント」が選ばれています。

omatsu

企業説明会でも、やはりコンサルは残業時間が多そうな印象を抱きました!

 

刺激に疲れやすいHSPさんにとって、十分な休息を取ることは必要不可欠です。

もし、コンサルタントに就きたいというHSPさんは、残業時間が少なめな企業を探すことをおすすめします!

 

HSP×事務の相性

特に女性から根強い人気を誇る事務職。

HSPさんとも相性がよさそうなイメージがありますが、どうなのでしょうか?

○ 細かい所に目を配れる特徴を活かせる

システムエンジニアの時にもお伝えしましたが、事務でもこの特徴が当てはまります。

omatsu

小さなミスに気付けるのは大きな強みです!

 

○ライフワークバランスが取りやすい

事務のお仕事は、他の仕事と比べて残業時間が少ないことが多いです。

dodaの調査によると、平均残業時間ランキングで、一般事務が最も残業時間が少ないことが明らかとなっています。

そのため、ライフワークバランスを大切にしたいという方には、とてもおすすめです。

omatsu

「ライフワークバランスが取れる=仕事を続けやすい」

といったメリットにも繋がりますね!

 

×マルチタスクが多い

単純な作業が多いイメージの事務ですが、仕事内容は多岐にわたります。

・書類作成
・来客の対応
・電話やメールの対応
・データ入力

などなど。

マルチタスクがあまり得意ではないHSPさんにとって、あれもこれもやらないといけない状況は意外としんどい部分もあるかもしれません。

 

また、仕事内容の一つに電話対応があるのも注意です。

omatsu

周りの多くの人がいる中で、電話対応をしないといけないのはハードルが高い…!

 

【まとめ】HSPと職業ごとの相性

営業
○共感力が活かせる
×押し売りがしんどい可能性
×ノルマのプレッシャーが大変

システムエンジニア
○細かい所に目を配れる特徴を活かせる
○コツコツ勉強できるのが活かせる
○テレワークが多い
×コミュニケーションが多い

コンサルタント
○話を聞く能力が活かせる
○物事を深く考える能力が活かせる
×仕事が忙しい

事務
○細かい所に目を配れる特徴を活かせる
○ライフワークバランスが取りやすい
×マルチタスクが多い

 

それぞれの職種との相性はこのような感じです。

みなさんが、自分に適した職業を見つけ、納得のいく就活ができることを願っています。

omatsu

これから社会人としてともに頑張っていきましょう!

 

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる