HSPあるあるを見ていると、「すごい分かる!」「これって自分だけじゃなかったんだ!」と元気をもらえませんか?
そこで今回は、筆者が考えるHSPあるあるを15個ご紹介していきます。
HSPさんの特徴とされているDOESに沿って、HSPあるあるなのではないかと推測したものを並べてみました。
私が個人的にHSPあるあるではないかと考えたものを並べているため、間違っている可能性があることをご了承ください。

あくまで、HSPあるあるを楽しむといった目的でご覧ください!
・色々なHSPあるあるを読みたい方
・「もしかしたら自分ってHSPかも」と思っている方
DOESとは?
HSPあるあるに入る前に「DOES」とは何かということを説明しますね。
【Depth of processing】:深く処理する
【Overstimulated】:過剰に刺激を受けやすい
【Emotionally reactive and high Empathy】:感情反応が強く、共感力が高い
【Sensitivity to Subtleties】:些細な刺激を察知する
これら4つの特徴を全てもっている人をHSPだと提唱されています。
そして、この4つの特徴の頭文字から【DOES】という言葉が使われています。



【DOES】はHSPの特徴の本質を表す用語だということです。
ここからは【DOES】に沿って、HSPあるあるを見ていきましょう。
D:深く処理する


作業中に他人に見られると緊張する
人に見られると本来の能力を発揮できないというHSPさんは多いですよね。
「相手は自分の作業を見て何を考えているのか」、「何か間違えているところがあるのか」、「それならば間違っているのかどうか聞いた方がいいのか」など、色々なことを考えてしまいます。



私はこれらのことに加え、見られて緊張していると悟られないようにしなくてはと考え、さらに頭がパニックになってしまいます。
電車の席移動に悩む
電車が駅に到着して隣の席が空いたとき、移動しようか悩みます。


この場合、私は左の席に移ろうかと思います。
しかし、「隣の人は避けられた気がして不快に感じないか」「新たな乗客がその席に座ろうと考えているかもしない」など、あれこれ考えた結果、移動するのを諦めます。



どうするのが正解なのでしょうかね…
話しかけるときに緊張する
そもそも、同時並行ではなく、一つの物事に集中して取り組みたいHSPさんは、集中しているときに話しかけられるのが苦手な方も多いのではないでしょうか。
そして、自分自身が苦手だからこそ、相手に話しかけるときに色々と悩んでしまうのではないでしょうか。
話す内容だけではなく、第一声はどうしようか、タイミングは今でいいのかなど、様々なことを考えるため、ちょっとした話をするときでも疲れてしまいます。



仲のいい人に対して話しかけるときでも、タイミングを考えてしまいます…
「自分に優しく」が難しい
HSP関連の本やサイトを見ていると、「HSPさんは自分を抑え込まず、もっと自己主張をしていいんですよ」と書かれていることが多くあります。
しかし、その言葉をそのまま受け入れられるHSPさんはどれくらいいるでしょうか。
「どこまでなら自分を優先にしてよいのか」、「これを主張したらわがままになってしまわないか」などを考え、結局は自己主張することができません。



「自分以外のHSPさんは優しいから自分優先で考えるべきだけど、私が自分優先にしたら単なる自己中にならないだろうか」と考えることもしばしばあります…
O:過剰に刺激を受けやすい


お祭りでクタクタ
お祭りに行くのは楽しいけれど、祭りの終盤や家に帰った後って確実に疲れませんか。
多くの人で混んでいる状況・色々な人の話し声など、HSPさんにとっては刺激が多すぎますよね。
気の許せる友達と話すのは楽しいですが、もっと落ち着いた雰囲気のところへ行きたくなります。
天気の悪い日は体調も悪くなりがち
刺激に敏感なHSPさんは、低気圧で頭が痛くなる方も多いのではないでしょうか。
雨が降り出す前から、「今から雨が降りそうだ」というのを感じます。



梅雨は毎日のように辛いです…
気の合いそうな人は直感でわかる
初対面でも、「この人はあまり合わない気がするなぁ」「初めて会ったのに話すの楽しい!」など、相手によって違う感覚をもつことはありませんか。
せっかくこのような感覚を持っているのですから、合わなそうな人と無理して仲良くするのではなく、自分に合いそうな人と交流を深めていけるといいですよね。



色々な人と交流を持つのもいいですけど、自分が一緒にいたいと思える人との時間を大切にしていきたいものです。
予定のない日はたっぷり寝る
刺激に敏感な分、疲れやすいHSPさんにとって、睡眠は非常に大切ですよね。
予定がないため、朝にアラームをかけないで寝ていたら、10時間寝ていたということもあるのではないでしょうか。
周りの人よりも睡眠時間が長いからといって、罪悪感を感じる必要はありません。
早起きはしたくないけど一日を気持ちよく始めたいという方は、下の記事をぜひ読んでみてください。
自然豊かな田舎に住みたい
HSPさんにとって、都会は刺激が強すぎるのではないでしょうか。
自然が多く、静かで、空気がきれいな田舎にあこがれを持つHSPさんも多くいると思われます。



私は小さい頃から、暖かい気候で自然豊かな場所で老後を過ごしたいと思っています!
E:感情反応が強く、共感力が高い


他人が怒られていると泣きそうになる
これは、多くのHSPさんにとって経験のあるものなのではないでしょうか。
私は特に、小学生の頃、クラス全体に向けて先生が怒っているのを見ると、自分と全く関係なくても泣きそうになっていました。
この当時、私以外の友達もこのように感じていると思っていましたが、これは共感力が高いHSPさんならではの感じ方のようですね。



今でも誰かが怒られているのを見ると泣きそうになります…
映画や小説で泣く
共感力が高いため、登場人物に感情移入し、悲しい場面・感動的な場面では泣いてしまいます。
私は、映画はあまり見ないのですが、感動的な小説を読んで泣くことはしばしばあります。
ちなみに、今まで読んだ小説の中で「明日の記憶(荻原浩)」で最も泣きました。



感動できる話なので、読んだことのない方はぜひ読んでみてほしいです。
店員さんの対応で気分が左右する
ちょっとした気遣いをしてくれる店員さんや笑顔が素敵な店員さんを見ると、それだけでハッピーな気持ちになります。
しかしその一方、明らかに態度の悪い店員さんを見ると、「何か悪いことしたかな?」と考えてしまいます。
S:些細な刺激を察知する


他人が怒り出しそうなのを感じる
この人はそろそろ怒り出しそうだというのをいち早く察知し、いつ怒りだすのかドキドキすることってありませんか。
小学生の頃の話ですが、授業が始まっているのに話し続けている人がいると、先生はいつ怒るのか気が気ではありませんでした。
そして、当時は、なぜ先生は今にも怒りそうな雰囲気なのに、みんなは気にしていないのかということを不思議に感じていました。



先生が怒り出しそうだと分かっていても、他の人を注意するのにも勇気がいります。
そのため、どうするべきなのか、ずっと悩んでいました…
雑音があると集中できない
そこまで大きい音ではなくとも、何かの作業をするときに雑音があるとそちらに気を取られてしまいます。
そのため、周りがうるさい中で勉強をしたり、人混みで会話をしたりするというのは至難の業です。
とはいえ、雑音がある中でも集中したいということがあるでしょう。
そのような場合は状況が許すようだったら、耳栓を使ってみてはいかがでしょうか。



耳栓を使っているときと使っていないときでは、集中力が明らかに違います!
外の空気の香りが好き
嗅覚が敏感なHSPさんの中には、季節の変わり目の香りや、秋の金木犀の香りなど、自分の好きな香りがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ふと感じた香りで、昔のことを思い出したり、胸がキュッとしたり、香りひとつで楽しむことができます。



私は夜の香りが大好きです!
毎日感じていても、全く飽きません!
まとめ


【D:深く処理する】
・作業中に他人に見られると緊張する
・電車の席移動に悩む
・話しかけるときに緊張する
・「自分に優しく」が難しい
【O:過剰に刺激を受けやすい】
・お祭りでクタクタ
・天気の悪い日は体調も悪くなりがち
・気の合いそうな人は直感でわかる
・予定のない日はたっぷり寝る
・自然豊かな田舎に住みたい
【E:感情反応が強く、共感性が高い】
・他人が怒られていると泣きそうになる
・映画や小説で泣く
・店員さんの対応で気分が左右する
【S:些細な刺激を察知する】
・他人が怒り出しそうなのを感じる
・雑音があると集中できない
・外の空気の香りが好き
この記事を読んで、「自分と同じような人がいるんだ」と心が軽くなる方がいたら嬉しいです。
また、今回私は、自分の日常の中からHSPあるあるだと感じたものを並べてみることで、普段自分が感じていることを理解することができました。



HSPとうまく付き合うためには、自分はどのような特徴があるのか知ることが大切です!
このように、自分を深く知るきっかけになるため、皆さんも日常で感じていることから、HSPあるあるをつくってまとめてみてはいかがでしょうか。