今やメールの代わりとして生活に浸透しているLINE。
しかし、特にHSPさんの中にはLINEが苦手だという方も多いのではないのでしょうか。

筆者もLINEが苦手で、LINEの通知が来るたびに憂鬱な気分になる時期もありました…
そこで、この記事では、
・なぜ、LINEを苦手だと感じてしまうのか
・LINEとうまく付き合うにはどうすればいいのか
これらについてお話をしてきます。
・色々考えてしまうためにLINEが苦手なHSPさん
・HSPさんではなくても、LINEに対して苦手意識をもっている方
LINEが苦手な理由


・どのような返信をすればよいのか悩むため
・相手のメッセージを深読みしてしまうため
・グループLINEでは返信するべきか悩むため
・終わらせ方がわからないため
どのような返信をすればよいのか悩むため
「このメッセージを送ったら、相手はどのように受け取るだろう」とつい考えてしまいませんか。
例えば、ある程度仲の良い先輩とのLINEをしている中で〈了解しました〉といった文を送りたいとします。
非HSPさんならば、あまり深く考えずに返信することができるでしょう。
しかし、HSPさんが返信するとき、頭の中ではこのようになっているのです。
先輩に「了解」って使っていいのかな?
でも、いきなりかしこまるのもおかしい?
文末は「。」がいいのか「!」がいいのか…
どうしよう、既読つけちゃったから早く返さないと…
「了解した」という一言を伝えるためのメッセージでさえも、色々なところが気になってしまうのです。
そのため、メッセージを送るたびに考えすぎてしまうので、LINEが苦手だと感じるのです。



これを毎日何回もしなくてはいけないとなると疲れてしまいますよね…
相手のメッセージを深読みしてしまうため
直接会って話す場合、相手の表情や声の様子などから、どのような感情で話をしているのかを予想することはできますよね。
しかし、情報が文字しかないLINEの場合、相手がどのような感情で送ってきているのかは想像でしか分からないのです。
そのため、相手から絵文字や「!」などが入っていないメッセージや、一言だけのメッセージが来ると、「相手は怒っているのか」「変なことを言ってしまったか」などを考えてしまいます。
そうすると、その後になんて返信をすればよいのか余計分からなくなってしまい、さらに返信に悩んでしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
グループLINEでは返信するべきか悩むため
グループLINE、特に3人~10人程度のLINEグループの場合、自分が返信するべきなのか悩みませんか?
誰も返信していないから自分がした方がよいのではないか。
それともみんなは返信する必要がないと思っているからしていないだけなのか。
など、やはり考えすぎてしまいます。
また、グループLINEの中で、自分が送ったメッセージに誰も反応してくれなかった場合も、かなりのダメージになります。
そのため、なおさら慎重にならざるをえなくなり、疲れてしまいます。
終わらせ方がわからないため
LINEをしていると、ダラダラと雑談が始まってしまうことはありませんか。
そうすると、どのように終わらせればいいのか分からず、あまり意味のないLINEが長期的に続いてしまう可能性があります。
よく、LINEを終わらせる方法として、「そろそろご飯/お風呂の時間だから、またね」や「おやすみなさい」などが挙げられています。
しかし、短時間のうちのやり取りではなく、数時間おきに返信が行われている状態になると、このような終わらせ方もできずに困ってしまいます。
LINEとうまく付き合っていく方法


・相手は自分ほど気にしていないのだと認識する
・LINEが苦手だと伝えておく
・LINEの返信が遅い人だと認知してもらう
・重要ではないグループLINEは通知オフ
・スタンプを有効活用する
相手は自分ほど気にしていないのだと認識する
これは直接的な対処法ではありませんが、非常に重要なことです。
なぜなら、相手が気にしていないと知るだけで、心がだいぶ軽くなるからです。
HSPさんは自分自身が相手からのメッセージを深く考えすぎてしまう
⇒相手も自分と同じように考えていると思ってしまう
⇒メッセージをしっかり考えて送らなければならないと考える
LINEの返信に悩みすぎる方は、おそらく上のように考えているのではないでしょうか。
しかし、「自分が深く考えるからといって相手も同じように深く考えているわけではない」のです。
このことを知っていれば、メッセージを考えすぎる必要はないということがわかりますよね。



それでも悩んでしまうとき、筆者は「今から5 分以内にもう送ってしまおう」というように決めて、考えすぎないようにしています。
LINEが苦手だと伝えておく
雑談などのLINEが多くて悩んでいる方におすすめなのが、素直に苦手だと伝えることです。
ちゃんと返信をしなくてはと思い、毎回丁寧に返信をしていると、会話が終わらずにどんどん疲れてしまいます。
しかし、だからといって、未読無視をしているのも罪悪感が生じるため得策と言えません。
そのため、正直に「自分はLINEが苦手だから」と伝えるのが一番よい方法なのです。
一度伝えることができれば、その後がグッと楽になるはずなので、タイミングをはかって伝えてみてください!



伝えるときは、「LINEってなんか苦手なんだよね~」くらい軽い感じで伝えるとGoodです!
LINEの返信が遅い人だと認知してもらう
筆者的には、LINEが苦手だと伝えることが一番おすすめです。
しかし、どうしても伝え方がわからない、ハードルが高いと思う方もいますよね。
そんな方は、「返信はメッセージが来てから〇時間は返さない」ということを繰り返しやってみてください。
毎回の返信が遅いことで「LINEの返信が遅い人」という認識をしてもらえます。
そうすると、相手から「○○だから返信は遅いんだろうなぁ」くらいに捉えてもらえます。
私自身、いつも返信が早い人からなかなか返信が来ないと「何か変なことを送ったかな」と不安に感じますが、いつも遅い人だったら「○○だからしょうがないなぁ」と思います。
そのため、普段から返信を遅くしていれば、相手も理解してくれることが多いのです。
この手法はあくまでプライベートの雑談のときにしてください。
緊急時や仕事の内容で毎回返信が遅いと信用を失う可能性があるため注意しましょう。
重要ではないグループLINEは通知オフ
仕事のLINEグループは大事な話を見逃さないように、こまめにチェックする必要がありますよね。
しかし、自分とは全く関係のない話や雑談ばかりのLINEグループの場合、見る必要はありません。
そしてLINEを見なければ、返信したほうがいいのか悩むこともありませんよね。
そのため、通知オフにすることがおすすめなのです。
LINEグループを退会するのがよいのではないかという記事も見かけますが、筆者的には通知オフの方がおすすめです。
なぜなら、グループを退会した後に重要な話があるかもしれないと思ってしまうことがあるためです。
通知オフにすれば、見たいときにグループのやり取りを見ることができるので、余計な心配をする必要がありません。
スタンプを有効活用する
雑談がダラダラと続いてしまったときは、スタンプを送ることで会話を終わらせましょう。
とはいえ、急にスタンプが送ると、LINEをやめたいという気持ちが相手に伝わってしまいます。
そのため、会話が終わりそうな場面でスタンプを送り、自分から話題を振らないようにしましょう。



これまで、雑談がダラダラと続いてしまったときに何度も使ってきましたが、多くの場合がそこでやり取りが終わるので、かなりの効果があります!
まとめ


・相手は自分ほど気にしていないのだと認識する
・LINEが苦手だと伝えておく
・LINEの返信が遅い人だと認知してもらう
・重要ではないグループLINEは通知オフ
・スタンプを有効活用する
LINEは自分に合った使い方をしなければ負担に感じてしまいますが、やはり便利なツールではあります。
そのため、上のようなポイントを意識し、LINEとうまく付き合っていきましょう!



